こういった方向けに、今回は「FX自動売買を1万円で始める方法」を解説します!
FX自動売買は1万円でも始められます。
私がFXを始めたときも、まずは少額でFX自動売買をしてみました。
今はその経験をもとに200万円でFX自動売買を運用していますし、FXの裁量取引をすることもあります。
(だんだんビビリじゃなくなってきてます!)
★運用実績を公開している記事★
まずは少額でFX自動売買を試してみるのはメリットが多いです⭐
- 少額なので損失があったとしてもダメージが少ない。
- 他の人の設定を真似できるので始めるときの不安が少ない。
- 通貨ペアの特徴が理解しやすい
- 取引する通貨数の感覚がつかめる
つまり、損失や不安などの負の面を最小限にして、FX(FX自動売買)を経験・理解できます。
ルールが分からない状態でいきなり大きな額で損をしてしまったら、資産形成どころではないですよね!まずは少額で始めてみましょう👍
本記事では、少額でのFX自動売買の始め方を画像付きで具体的に解説していきます!
それでは早速行ってみましょう。
FX自動売買の基本的な仕組み
初めてFX自動売買を知る方のために基本的な仕組みを解説します。
もう知ってるよ~って方は飛ばしてください。
取引方法
今回解説するのはFX自動売買でも一般的な取引方法である「リピート型」です。
実際の豪ドルNZドルのチャートを使って図にしてみました。
事前に「買い」「売り」の価格とそれぞれの決済価格を設定して注文を出します。決済されたら自動的に注文が繰り返されます。
見やすいように買いと売りを1ターンずつだけ書いていますが、実際はこの売買が繰り返されます。また、売りゾーンと買いゾーンは重ねることもできます。
このように、一度設定すれば後は自動で繰り返し動いてくれます。
どのような時に損益がでるのか
前述したリピート型の売買の場合、どのような為替の動きをすると利益が出るのか(又は損をするのか)をみていきます。
利益が出るのは一定のレンジ内で上昇と下落を繰り返した時
豪ドルNZドルの過去20年間のチャートです。
過去10年間は一定の幅の中で上昇と下落を繰り返しているのがわかります。
この過去10年のようなチャートだと、前述したリピート型の売買が繰り返されるため継続して利益が得られます。
損をするのは一定のレンジから大きく外れた時
直近7年の米ドル円のチャートで見てみます。
例えば、2022年ごろまでのレンジ相場で自動売買を設定していた場合、近年の円安で「売り」が決済できず、大きな含み損を抱えているまたはロスカットされていることになります。
※ロスカットは含み損が一定の水準に達したときに、ポジションを自動的に強制決済することです。
このように想定したレンジから外れると損失の可能性があります。
FX自動売買を始めるときは、各通貨の動きの特徴などを慎重に検討したうえで、通貨ペアと戦略を選ぶ必要があります。
1万円でFX自動売買を始める方法
1万円でFX自動売買を始める方法は次の3ステップです。
- FX会社に口座を開設・入金する
- 通貨ペアと戦略を決める
- 設定をする
FX会社に口座を開設・入金する
まずはFX会社を選びますが、結論としては松井証券FXがおすすめです。
というのも、最小取引通貨の単位をFX自動売買サービス別に比較したところ、1通貨から取引できるのは、松井証券FXだけだからです。
FX自動売買サービス名 | 最小取引通貨数 |
---|---|
松井証券FX | 1 |
みんなのシストレ | 1000 |
iサイクル2取引 | 1000 |
トライオートFX | 1000 |
トラリピ | 1000 |
他FX会社では最小単位が1000通貨のため、同時に数十本の注文を入れる自動売買では最低でも20~30万円くらいの資金が必要です。1通貨から取引可能だといろいろな設定を試してみることができるという意味でもとても使い勝手がよいです。
最小取引通貨数以外の面でも優秀で、取引手数料は無料ですし、スワップポイントも全体的に有利です。私はメインのFX口座は松井証券FXを使っていて、こちらの記事でも運用実績を公開しています。
>> 松井証券のFX
口座開設の方法は⇓こちらの記事⇓で画像付きで解説しています。
-
【スマホ編】松井証券FXで無料口座開設する手順を丁寧解説
続きを見る
通貨ペアと戦略を決める
口座開設が完了したら、通貨ペアと戦略を決めます。
以下の通貨ペアと取引方法(レンジ・トレンド)が考えられます。
通貨ペア | レンジ トレンド ※2 | 特徴 |
---|---|---|
豪ドルNZドル ユーロポンド カナダドル米ドル | レンジ | 地理的に近く経済的結びつきが強いため、レンジ相場が期待できるFX自動売買で人気の通貨ペア。 |
米ドル円 クロス円 ※1 | トレンド | 日本人にとって身近な通貨ペア。情報収集しやすいのでトレンドを追いやすい。 |
ユーロ米ドル | トレンド | 世界で最も取引されている通貨ペア。経済状況に素直に反応する通貨という評価が多い。 |
トルコリラ円 メキシコペソ円 | トレンド | 高金利通貨ペア。スワップポイントで大きく利益が狙える一方、新興国通貨のためリスクも大きめ。 |
※1 クロス円は米ドル以外の通貨と日本円のペア(ユーロ円、豪ドル円など)
※2 レンジ=レンジ内で買いと売りを両方仕掛ける
トレンド=トレンドを見極めて、買いか売りのどちらかを仕掛ける
私の場合は豪ドルNZドルで売買をしています。
「まだ通貨ペアが決まってない、どう選べばいいかわからない」という方は、【基本編】豪ドルNZドルのFX自動売買を半年間やってみた実績を公開という記事で、なぜ豪ドルNZドルなのか、どういう設定を選んでいるかを説明していますので参考にご覧ください⭐
通貨ペアを選ぶときにどう考えたかを詳しく書きました!
この通貨ペア選びと戦略選びが悩みますよね~。
でもここはしっかりしたリサーチが重要です👍
設定する
ここでは、以下の条件での設定方法を解説します。
設定内容はあくまでも1例です。松井証券FXではインフルエンサーの自動売買戦略を公開していますので、そちらも参考にしながら設定を入れてみてください。
<概要>
FX会社 :松井証券FX
通貨ペア:豪ドルNZドル
入金額 :1万円
※松井証券の場合、レバレッジは25倍、ロスカットは50%がデフォルトなので、そのままの想定です。
<設定内容>
上 限:1.93000
下 限:1.05700
売 買:1.07500以下で買い、1.07700以上で売り
数 量:0.003万通貨(30通貨)
注文値幅:10.0pips
益出し幅:60.0pips
<設定方法>
まず、「売り」の設定です。
①ホーム画面左の自動売買をクリックします。
②通貨ペア「豪ドルNZドル」を選択します。
③「売り」を選択し、以下数値を入力します。
上 限:1.09300
下 限:1.07000 ※1.07700から70.0pipsを引いた値を入力
数 量:0.003万通貨(30通貨)
注文値幅:10.0pips
益出し幅:60.0pips
④「注文確認」をクリックします。
画面右に注文内容が出てきますので、内容を確認して「注文」をクリックします。
これで売りの注文は完了です!
続いて、「買い」の設定です。
「買い」を選択し、以下数値を入力します。
上 限:1.08200 ※1.07500に70.0pipsを足した値を入力
下 限:1.05700
数 量:0.003万通貨(30通貨)
注文値幅:10.0pips
益出し幅:60.0pips
画面右に注文内容が出てきますので、内容を確認して「注文」をクリックします。
これで設定完了です!
この設定は、上は1.20000、下は0.95000近辺までロスカットはない想定です。
益出し幅をもっと広くするのもありですし、上限下限や注文値幅を調整して色々試してみてください。
因みにもっとレンジの幅を広げて本数を多くする場合は、通貨を0.002万、0.001万にするなどにして、入金額に対して最大通貨数が多すぎないようにしましょう。
最小0.0001万(1通貨)から設定可能です。
入金額を1万円から10万円に増やす場合は、通貨数を10倍にすればOKです!
以上、1万円でFX自動売買をする場合の設定方法でした。
まとめ
私はこんな感じでFX自動売買を始めて、今では時々裁量取引もしてます。
⇓こちらの記事⇓では今まで松井証券FXで行った全ての取引の実績を公開してます!
「他の人はこういう風に取引を始めたのか~」くらいの1例として見ていただければ幸いです。
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松井証券FXでの実績を公開【自動売買・スワップ投資・裁量取引】
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今回の記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
>> 松井証券のFX