先日、くりっく株365の金ETFを長期保有目的で購入しました。
価格は34,175円で、1枚です。
今後も価格が下がった時に追加で購入していって、積立投資をしようと考えています。
本記事では、「なぜくりっく株365の金ETFを買ったのか?」について書いていきます。
くりっく株365はレバレッジのかかった商品で、1枚購入しただけでも1日で何万円も動きます。ですので、特に初心者の方にはおすすめしません。
せっかく購入したので、ブログに実績を書いていこうということで記事にしています。
過去の取引実績も紹介します!
情報収集の1つとしてお読みいただければと思います。
\ くりっく株365とは /
くりっく株365の公式HPより画像を引用
CFDの一種で東京金融取引所に上場している商品です。
国内外の株価指数や、貴金属・原油などのETFを、レバレッジをかけて少額から取引可能です。他にも、「ほぼ一日中取引可能」「祝日も取引可能」「売りからも取引可能」という特徴があります。
詳しくは公式HPをご覧ください。
過去の実績
実は今年の1月中旬にも購入、4月に一旦売却をしていました。
その時の売買履歴です。
約3か月保有した結果は、+671,256円でした。
確定利益:671,256円
売買差益:673,500円
金利相当額:-2,244円
下がったら追加で買おうと思っていましたが、全く下がらず追加では買えませんでした。
そして4/13に金価格が急上昇後、急落した際に反射的に売ってしまいました。
あまりに急に上昇していたので、再度購入するか迷っていたのですが、セミナーに参加したりして情報を集めた結果、短期的な大幅下落はないと判断して今回の購入に至りました。
チャートでみるとこんな感じです。(チャートは2024年7月18日に追記)
良いところで買えているようにも思いますが、ここ数年上昇が続いているだけで取引が上手いわけではありません😅
金に投資した3つの理由
金に長期投資する理由は「下がりにくい」と考えているからなのですが、その理由を書いていきます。
地球上に存在する量が決まっているため金の価値は下がりにくい
金を人工的に作るのは現状難しいようなので、少なくとも今投資をしようと思っている人達が生きている間は希少価値は保たれると思います。
中国をはじめとする新興国での金の需要が継続すると考えられる
近年中国をはじめとする新興国が金の保有率を増加させています。
その勢いに減速はみられないため、引き続き上昇していく可能性が考えられます。
以下、ブルームバーグの記事です。↓
中国、17カ月連続で金保有増加-3月の外貨準備高は21年以来の高水準
<2024/6/10追記>
中国の金保有が2024年5月は増加していないことが分かりました。
以下、ブルームバーグの記事です。↓
中国人民銀の金保有、5月に増加止まる
金の上昇が見込まれる理由が一つ減りましたが、くりっく株365は気にせず保有し続けます。超長期目線なのでこのくらいは気にしません。
米国のインフレ後退に伴うドル安で、金の上昇が見込まれる
金は米ドルと逆相関の関係とされています。
過去15年くらいの金価格とドルインデックス※のチャートです。
※ドルインデックスは他の主要な通貨に対するドルの強さを示す指数です。
ドルインデックスは相対的な指数なので、絶対的な指数である金価格との比較は難しいのですが、上記チャートでは、ドルインデックスと逆相関しながら金価格が上昇しているのが分かると思います。
今年から来年にかけて、アメリカのインフレは後退することが予想されています。そうなると、セオリー通りであればドルは下落し、金の上昇が見込まれます。
くりっく株365の金ETFに投資した2つの理由
くりっく株365の金ETFとは
取引対象は、SPDR®ゴールド・シェアです。
SPDR®ゴールド・シェアは、円換算した金地金価格との連動を目指すETFです。
過去15年くらいの長期チャートですが、ここ数年急上昇しています。
この上昇が続くのか、気になるところです。
こちらの商品は、金利相当額の支払いが発生します。
2023年実績は7,614円でした。
2024年は5月までで4,378円のため、金利相当額は1万円以上が見込まれます。
レバレッジがかかっているため大きな利益を狙える
くりっく株365はCFDの一種で、金のETFにレバレッジをかけて取引をすることができます。
長期目線で金は上昇すると考えているので、金にレバレッジをかけて長期保有すれば「利益を狙いつつ安定した運用ができるのでは」と考えました。
分散投資が可能
くりっく株365は国内外の株価指数や、貴金属・原油などのETFにも投資が可能です。
ー くりっく株365の取扱商品 ー
株価指数
- 日経225
- NYダウ
- NASDAQ-100
- ラッセル2000
- DAX®
- FTSE100
貴金属・原油などのETF
- 金ETF
- 銀ETF
- プラチナETF
- 原油ETF
国内外の株価指数に分散投資することもできますし、株価上昇の恩恵をうけつつ、金でリスクヘッジをすることもできます。
まだ株価指数は買っていませんが、今後タイミングを見て購入していきたいと思います。
くりっく株365の長期運用で気を付けること
こちらの章は「この記事のくりっく株365の長期投資戦略において気を付けること」です。
戦略や個人の考えによってだいぶ異なると思います。
万が一でもロスカットされないよう資金を十分に入れておく
下がった時にロスカットされてしまったら長期保有になりません。証拠金不足にならないように、十分に資金を入れて、定期的に証拠金維持率をチェックしていこうと思っています。
資金は、株価指数が40%下落してもロスカットされない程度を目安に考えています。
下落しても慌てない。何があってもガチホの精神
私の投資対象は株価指数と金で、長期目線で10年、20年後の上昇を見込んで購入しています。しかし、10年、20年の間には株価の大幅下落が必ずあると思うんですよね。
過去30年のS&P500、日経平均、金の価格チャートです。
数年単位で見れば下落し続けている期間が何度もあります。
しかし長期的には上昇を続けています。
もし、慌てて下落時に売ってしまったら、大きな損になりますし、その後の上昇分の利益もとれないことになります。
このくりっく株365の長期運用では、株価下落時も保有し続けて、買い増していこうと思っています。
そのためには、たとえ株価指数が40%下落したとしてもロスカットされない資金が必要になります。資金管理をしっかりしながら運用していきたいです。
ただ、この章のタイトルを「何があってもガチホ」ではなく「何があってもガチホの精神」としたのは、絶対売らないと思っているわけではないからです。危険を察知したら売る可能性もありますし、運用方針を変更することもあると思います。
懸念点は為替リスク
懸念点は、円建ての金ETFなので「円高方向に進むと下落可能性がある」ことです。
もし、ドル円がこの先100円付近にまで動いてしまうと、単純計算で30%以上下落してしまいます。今後100円はさすがに考えずらいかもしれませんが、長期保有目的だからこそ、何があるかわからないですよね。
この記事を書いている最中にも急に円高になり下落しています。。
ただ、為替を考慮していると何も買えなくなってしまうので、あまり気にしないで保有していこうと思っています。
投資方針まとめ
投資方針まとめ
- 金は長期保有で、下落したら買い増し予定
- 株価指数も下落時に購入予定。その後は何があってもガチホの精神
- ロスカットされないように資金には余裕を持つ
今後は「100万円増えたら1枚買い足す」くらいの、のろのろしたペースの投資になると思います。このブログでも定期的に運用実績を公開していきます。
今回の記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。