FX自動売買

【基本編】豪ドルNZドルのFX自動売買を半年間やってみた

※当ブログのリンクには、広告が含まれていることがあります。

投資で月1、2万円ずつでもお金を増やしていきたい
でも売買に時間を割けない
リスク管理のため、株式市場以外でも取引したい

こんなことを考えていた半年前の2023年12月、様々な投資の方法を調べていたところ、FX自動売買にたどりつきました。

結論、100万円の資金でFX自動売買(豪ドルNZドル)を半年間運用した結果

153,445円の利益でした!🎺🎉

>> 最新の実績はこちら

半年間でこの利益なので、年利にすると約30%
来年のNISAの資金が少し作れました!

今は投資額を200万円に増やして運用中。

たまたまこの半年間の相場がよかったからでしょ?
リターンが大きいけど、リスクも大きそう

と思われるかもしれません。
実際、その通りな部分もあるので、こういう方には向いていません。

向いていない方

  • 短期間でもっと大きな利益を狙いたい方
  • これまで一切の投資をしたことがない方
    →まずはNISAでのインデックス投資がおすすめ!
  • FXの裁量取引で儲かっている方

FX自動売買は投資なので、当然リスクが伴います⚠️
できるだけリスクを少なくするために最低限の知識や戦略選びが必要です。

そこで今回は、

について、書いていきます。

それでは行ってみましょう!

FX自動売買(豪ドルNZドル)を半年間運用した結果

改めて半年間の実績です。

2023年12月6日~2024年6月5日までの結果 ※2024年6月5日時点

確定利益:153,445円 
含み損 : +42,415円 
実質損益: 195,860円

運用期間約6ヶ月、100万円の資金で確定利益153,445円なので、年利にすると約30%。
含み益込みだと年利約40%。

ほぼほったらかしでこの結果、ありがたい🎉

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続いて、どのような運用をしていて、どういったリスクがあるのか、リスクを抑えるポイント等を、実際の経験をもとに書いてきます。

FX自動売買の基本的な仕組み

私が行っているFX自動売買の取引は「リピート型」です。

事前に「買い」「売り」の価格とそれぞれの決済価格を設定して注文を出します。
決済されたら自動的に注文が繰り返されます。

見やすいように買いと売りを1ターンずつだけ書いていますが、実際はこの売買が繰り返されます。
売りゾーンと買いゾーンは重ねることもできます。

このように、一度設定すれば後は自動で繰り返し動いてくれるので、「リピート型」と言われています。

FX自動売買のメリットデメリット

続いて、メリットデメリットです。

FX自動売買の4つのメリット

実際に感じたメリットを紹介します!

4つのメリット

  • 一度設定すれば、後は見守るだけ
  • 寝ている間も動いてくれる
  • 感情に振り回されない
  • 稼いでる人と同じ設定にすれば同じように稼げる再現性の高さ

運用中は基本的に何もする必要がありません。自動で取引してくれるので、為替が動きやすいとされるロンドン時間、ニューヨーク時間  (日本時間の夕方から深夜帯)もチャンスを逃さず取引できます

そして、自動売買に任せることで短期的な相場予測をしない分、価格変動による感情の変化はあまりありません

また、設定を公開している人が多いため、稼いでいる人の設定を真似できるのも魅力です!
実際に私はトライオートFXですでに組まれている設定を選んで実行してるだけです👍

FX自動売買のデメリットは1つ

個人的にはデメリットは一つです。
それはレンジ相場から外れた時に大きな含み損となることです。

例として直近7年の米ドル円のチャートで見てみます。

例えば、2022年ごろまでのレンジ相場で自動売買を設定していた場合、近年の円安で「売り」が決済できず、大きな含み損を抱えているまたはロスカットされていることになります。
※ロスカットは含み損が一定の水準に達したときに、ポジションを自動的に強制決済することです。

ロスカット、又はこのレベルのレンジが外れた時の含み損はかなり痛いですね。
しかも、現時点では米ドル円は2022年以前のレンジに戻る可能性は低いとみられています。

こういったことが起こると、コツコツ増えるどころか資産が大幅に目減りすることになりかねません。
このリスクに対してどう向き合うのかは重要です。

私が行っているトライオートFXの設定について

私が利用しているサービスはインヴァスト証券株式会社のトライオートFXです。

トライオートFXのサンドウィッチ(川崎レンジャー、両建てナンピン)

トライオートFXでは他の方が作った設定をそのまま稼働させることができます。

使っているトレードルールは、トライートFXの認定ビルダー、川崎ドルエモンさんの「サンドウィッチ(川崎レンジャー、両建てナンピン)」です。

>>トライオートFX

設定内容の概要を少し説明します。

2つの戦略を組み合わせたものなのですが、一つは冒頭にご紹介した、レンジ相場を売りゾーンと買いゾーンに分け、それぞれ、一定の利確幅でリピート注文するものです。

もう一つは、レンジ相場を売りゾーンと買いゾーンに分けて注文する、までは同じです。ただ、利確幅を一定にせず、決済する価格を決めます。決済回数よりも利幅をとることにフォーカスした戦略です。

以上2つの戦略を組み合わせたのが「サンドウィッチ(川崎レンジャー、両建てナンピン)」の戦略です。

この設定を選んだ理由

この設定を選んだ理由は、以下2つです。

FX自動売買の一番のリスクはレンジから外れることです。
このリスクを考慮して、他戦略と比較してもレンジから外れた時の含み損が少なかったこの戦略を選びました

因みに私の場合、今年の2月にNZの政策により決済ポイントまで下がらないと判断して一度決済ポイント手前で手動決済しました。そこだけご了承ください。

この設定+状況をみて手動決済をするというのが、リスクを抑えながら最大限に利益を取る1番の方法だと思ってこの設定を選びました。

トライオートFXにはあらかじめ用意されているトレードルールが100種類以上あります。
公式HPでは各トレードルールがどのような意図で戦略を組んでいるか分かりやすく解説されています。

>>トライオートFX

こちらの記事ではトラーオートFXの口座開設から運用開始までのステップを解説しています。

ビビリな私がFX自動売買(豪ドルNZドル)を始めた理由

ビビリな私がなぜFX自動売買を始めたのか、その理由を書いていきます。

機会損失をしがち

投資を始めて5年くらい経つのですが、今でも「労働で貯めたお金を減らしたくない」というマインドで投資機会を逃すことが多いです。

しかし自動売買であれば、自分の見ていないところで24時間稼働してくれるので、チャンスを逃すことはありません

為替はロンドン時間、ニューヨーク時間(日本時間の夕方から深夜帯)に動きやすいので、寝ている時間も取引してくれる自動売買は本当に助かります。

損切が苦手

FXの損切りがとても苦手です💦

損切できたとしても「減らしたくない」「待っていれば戻るかも」という気持ちがあるので、いちいちメンタルに悪いです。

その点、FX自動売買は基本的には損切をしないことを前提としているので、メンタル面で非常によいです。※万が一の時は経済状況などを見て損切の判断が必要な可能性もあります。

豪ドルとNZドルのレンジ相場が続く可能性が高いと感じた

FX自動売買を知った当初は、半信半疑でした。
それは「為替なのだからレンジから外れる可能性は結構高いのでは?」と思ったからです。

しかし、FX自動売買の定番の通貨である豪ドルとNZドルを調べていくと、相関性の強さに理解ができました、この通貨ペアであればリスクを抑えて運用できるかもしれないと思い運用を開始しました。「レンジから外れない」と考えているわけではなく、両国の状況をみて対応していけそうだと思ったということです。

具体的に何のデータで相関性の強さを理解したか、というのは次の「豪ドルとNZドルを選んだ理由」で書いていきます!

豪ドルとNZドルを選んだ理由

FX自動売買では「レンジから外れる可能性が低い通貨ペアを選ぶ」ことはとても重要です!

そこでビビリな私が選んだのが豪ドルNZドルです。
ここでは「なぜ豪ドルとNZドルなのか?」を書いていきます。

地理的な条件が似てい


両国とも島国であり、オセアニア地域に位置しています。地政学的リスクが起きても、同じくらいの影響である可能性が高いです。つまり、地政学的リスクが原因でどちらかの通貨が著しく上下する可能性は、他通貨ペアより低いと考えられます。

両国とも最大の貿易相手国が中国である

貿易の最大利害関係国が同じ国であるため、貿易や経済関連でのリスクも同じ程度と考えられます。

国名中国への輸出割合
オーストラリア36.4%
ニュージーランド25.6%
外務省HPを参照

金利の相関関係が強い

「10年国債利回り」の過去10年の主要通貨との比較チャートをみてみます。

他の通貨と比較しても強い相関があることがわかります。金利は為替に大きく影響しますので、通貨ペアの金利差が一定であれば、その通貨ペアの変動幅は抑えられます。

豪ドルとNZドルの過去の変動幅が狭い

豪ドルとNZドルの過去40年のチャートをみてみます。

過去40年、過去10年の最安値、最高値から変化率を計算してみました。

豪ドルNZドル】過去の最安値と最高値から見た変化率

・過去40年の変化率は47.7%
・過去10年の変化率は15%


続いて、豪ドルNZドルの次に相関関係が強いと考えられているユーロポンドを見ていきます。

こちらの通貨ペアも地理の位置関係も近く、経済の結びつきも強いことからレンジ相場になりやすく、FX自動売買の通貨ペアに選ばれやすいです。

同じく、過去40年、過去10年の変化率をみてみます。

【ユーロポンド】過去の最安値と最高値から見た変化率

・過去40年の変化率は77.4%
・過去10年の変化率は37%

両者を表にすると以下の通りです。

変化率 豪ドルNZドル ユーロポンド
過去10年 15% 37%
過去40年 47.4% 77.4%

2番目に人気のあるユーロポンドと比較しても圧倒的に変化率が低いです。
つまり「変動幅が狭い」ため、一定のレンジの中を細かく動いているとみることができます。

以上が、私がFX自動売買(豪ドルNZドル)を始めた理由です!

ただし、リスクもあります

ただ、手放して「レンジから外れる可能性は低い」とは言えません。
両国の規模を比較してみます。※以下の数字は外務省HPにて確認できます。

項目 オーストラリア ニュージーランド
人口 約2,626万人 約504万人
GDP 1兆6,754億米ドル 2,469億米ドル
貿易総額 9,180億豪ドル 1,735億NZドル

オーストラリアの方が人口も経済規模も大きいです。

そして、現在の政策金利は、以下の通りです。

オーストラリア :政策金利 4.35%
ニュージーランド:政策金利 5.50%

一般的に金利が高い方の通貨が買われると考えると、現在NZドルが通常時より少し高くなっている(豪ドルNZドルが下落している)、とも考えられます。

となると、この金利差が解消した場合は、今よりも豪ドル高(豪ドルNZドルの上昇)に振れるのではないかということです。

さらに前述した経済規模の違いから、将来的には豪ドル高へ進む可能性も考えられます。このようなリスクも考えながら、見守っていく必要があります。

FX自動売買のリスクを抑えるのための4つのポイント

最後にリスクを抑えるのためのポイントをまとめました!

1.通貨ペアの特徴をよく調べる

通貨ペアの選択はリスクに直結しますので、非常に重要です。

通貨ペアの特徴によって自動売買の設定の組み方も変わってきます。
その通貨ペアに合った設定を選ぶことでリスクが抑えた運用をしましょう。

以下の記事では戦略選びの例を書いていますのでぜひご覧ください。

【少額からできる】FX自動売買で資産を作る4つのステップと戦略の選び方

続きを見る

2.万が一の時の対応を決めておく

相関関係が強い通貨ペアであっても想定レンジから外れることは十分あり得ます

先に紹介した豪ドルNZドルですが、両国の経済規模は差がありますし、政策金利も違います。経済の動きや金利の変動によって豪ドル高へ進む可能性も考えられます。

どんな状況になったら損切りをするのか、損切りをせずに年単位でもレンジ相場に戻ってくるのを待つのかを決めておくと万が一の時でも冷静に対応できます

3.詐欺まがいの有料自動売買ツールは信じない。海外業者は選ばない。

「絶対儲かる」「短期間で莫大な利益が得られる」などと謳って有料で自動売買ツールを売っている場合があります。投資に「絶対」はあり得ません🙅

国内の適正なFX会社では自動売買ツールを使うこと自体に料金は発生しませんので、(手数料は他取引より高い場合はあります)

詐欺に引っ掛からないためにもメジャーな国内のFX会社をおすすめします。※記事の最後にFX会社を紹介します。

海外業者は無許可で運営を行っている可能性があり、詐欺のリスクがあるのでやめましょう。

4.自動売買設定のロジックを理解しておく

私が利用しているトライオートFXはあらかじめ設定が組まれていて、設定を選択するだけですぐに始められます。しかしどんな時に利益がでて、どうなるとリスクが高まるのかは理解しておく必要があります。

相場の状況によっては設定を変更した方が利益が得られる場合もありますし、リスクを抑えられる場合もあります。

以上、FX自動売買のリスク回避のための4つのポイントでした。

【まとめ】ビビリ×FX自動売買は相性がいいかも!?

慎重に設定を選んだ結果、ビビリな性格が功を奏したのか来年のNISA資金をコツコツ増やせています。

メンタル的にもあまり不安はなく、当初より資金を増やして運用中です。

引き続き、>> 最新の実績はこちら の記事で実績を更新していきますので、ぜひまたチェックしに来てください😊

この記事で書いたFX自動売買のツールについては以下公式サイトからみられます。
※もちろん口座開設は無料

会社名/サービス名公式サイト
インヴァスト証券株式会社 / トライオートFXトライオートFX

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今回の記事は以上です!

最後までお読みいただきありがとうございました。



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