今回は、こんな悩みを解決します。
NISAを取り扱っている主要な証券会社は、
サイトの機能やNISA関連の情報提供も充実していますし、
初心者の方が投資を始めるにあたって、どこを選んでも困ることはないと思います。
だからこそ迷いますよね。
特にNISA口座は1人1口座と決まっています。
でも、証券会社をどこにするか?ということで止まっている時間はもったいないです。
それよりも、いかに早く始めるか、何に投資をするかの方が将来の利益に大きく影響すると思うからです。
本記事では、主要な証券会社4社のサービスを比較しながら、
迷っている方が選べるように、いろいろな視点で証券会社を選ぶポイントを書いていきます。
ぜひ最後までお読みください。
それでは早速みていきましょう。
NISAは証券会社によってお得度は違う?4社のサービスを徹底比較
それでは主要な証券会社4社のサービスをみていきます。
これから出てくる証券会社は取扱数、手数料面などのサービスでトップクラスの4社です。
私もこの内の1社でNISAをやっています。
実際に私がNISAを使っていて、見ておいた方がよいと思った6つを比較していきます。
- 売買手数料の有無
- 米国株・ETFの取扱い
- 銘柄数
- 1株から株が買えるか
- 年会費無料のクレジットカードでの積立の有無と還元率
- 投資信託残高に応じたポイント付与率
松井証券のNISA
公式サイト | 松井証券のNISA~100円から始められる~ |
売買手数料 | 無料 |
米国株・ETFの取扱い | あり |
積立投資枠/成長投資枠 | 230/1117 |
1株から株が買える | 取扱いなし |
クレカ積立(年会費無料) | 対応なし |
ポイント付与率 | 最大1.0%(対象は全銘柄) |
SBI証券のNISA
公式サイト | SBI証券で口座開設(無料)/口座数はネット証券No.1 |
売買手数料 | 無料 |
米国株・ETFの取扱い | あり |
積立投資枠/成長投資枠 | 211/1121 |
1株から株が買える | 取扱いあり |
クレカ積立(年会費無料) | 三井住友カード(NL)0.5% |
ポイント付与率 | 最大0.25%(対象は全銘柄) |
楽天証券のNISA
公式サイト | 楽天証券 |
売買手数料 | 無料 |
米国株・ETFの取扱い | あり |
積立投資枠/成長投資枠 | 200超え/HPに記載なし |
1株から株が買える | 取扱いあり |
クレカ積立(年会費無料) | 楽天カード 0.5% |
ポイント付与率 | 最大0.053%(対象は6銘柄) |
マネックス証券のNISA
公式サイト | マネックス証券 |
売買手数料 | 無料 |
米国株・ETFの取扱い | あり |
積立投資枠/成長投資枠 | 217/1101 |
1株から株が買える | 取扱いあり |
クレカ積立(年会費無料) | マネックスカード 0.2%~1.1% |
ポイント付与率 | 最大0.08%(16銘柄を除く全銘柄) |
差があるのは3項目、比較解説します
比較したところ、1~3は差はほぼありませんでした。
1の「売買手数料」は全社無料です。
2の「米国株・ETFの取扱い」も全社ありです。
3の「銘柄数」は、楽天証券のHPで具体的な銘柄数を見つけられませんでした。すみません。ただ、いろいろなサイトを確認しましたが、他社と差異はないようです。ここは、どこもほぼ差はなしと考えてOKです!
問題は4~6です。
まず、4の「1株から株が買えるか」どうかについてです。
日本株は基本的に100株単位での購入となり、株価が1000円の株は最低投資金額として10万円(1000円×100株)が必要となります。しかし、証券会社によっては、1株から購入できるため、その場合は1000円(1000円×1株)から購入できます。
このシステムがあるのは、SBI証券、楽天証券、マネックス証券です。
残念ながら松井証券では1株単位の購入はできません。
続いて、5の「クレカ積立」についてです。
「クレカ積立」は年会費無料のカードでの積立還元率を記載しました。
松井証券は「クレカ積立」の対応なしなので、0円
楽天証券とSBI証券が0.5%なので、
月に5万円積立てた場合、ひと月で250円のポイントが付きます。
250×12か月×10年=30,000円 10年で30,000円分のポイントです。
マネックス証券は、5万円積み立ての場合1.1%(10万円積立は0.2%)なので、
月に5万円積立てた場合、ひと月で550円のポイントが付きます。
550×12か月×10年=66,000円 10年で66,000円分のポイントです。
続いて、6の「ポイント付与率」についてです。
これは投資信託を保有しているともらえるポイントですね。
人気銘柄をピックアップして比較しました。
銘柄名 | 松井証券 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス 証券 |
---|---|---|---|---|
eMAXIS Slim国内株式(日経平均)又は 楽天・日経225インデックス・ファンド | 0.055% | 0.050% | 0.053% | 0.030% |
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)又は 楽天・S&P500インデックス・ファンド | 0.0326% | 0.0326% | 0.028% | 0.030% |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)又は 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド | 0.0175% | 0.0175% | 0.017% | 0.000% |
ほぼ差はないですが、マネックス証券がやや少なめです。
お得なサービスは?クレカ積立・オルカンならSBI証券。(2024年6月時点)
ここでは、5の「クレカ積立」、6の「ポイント付与率」は実際にどのくらいお得なのか見ていきます。条件は以下の通りとします。
- 毎月5万円、クレカ積立を10年間継続する
- ポイントの計算方法は、上記表のオールカントリーの銘柄を300万円、10年保有したものとして計算する※実際積立をした場合のポイントとは異なりますが、比較のためなのでご了承ください
以下、結果を表にしました。
比較項目 | 松井証券 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 |
---|---|---|---|---|
クレカ積立 | 0 | 30,000 | 30,000 | 66,000 |
保有ポイント | 63,000 | 63,000 | 61,200 | 0 |
合計(円) | 63,000 | 93,000 | 91,200 | 66,000 |
というわけで、この条件であればSBI証券がトップでした💪
ですが、10年間で3万円程度の差です。
せっかく比較してきましたが、あまり変わらない、というか、個人的には気にする部分ではないように感じます。
例えば一括投資する場合は、クレカ積立はしないですし、ポイント付与率は投資先によって異なります。もしかしたら数年後に証券会社のサービスが変わるかもしれません。
そうなると結果も変わってきます。
ただ、すでに三井住友カード、楽天カード、マネックスカードを使っている方はそこでポイントが貯まっていく嬉しさはありますね!
それか、この条件での結果を受けて、もう他に比較する要素がないし、決められないからSBI証券にする!というのはめっちゃありだと思います。
NISA口座は何をポイントに選べばいい?
ここまで、比較結果を見てきていかがでしょうか。もう絞れてきましたか?
ここでは現時点で「まだ悩んでる」という方向けに、選び方を提案します。
もう大体決まっているという方も、最後の一押しに読んでいただければと思います。
株取引もやりたい場合は、1株から株が買える証券会社を選ぶと便利
投資信託だけでなく株取引もやってみたいという方は、
1株から株が買える証券会社の中から選ぶのもありだと思います。
株を購入したい場合は通常100株からの購入となるため、資金が用意できなかったり、金額が大きすぎて購入に踏み切れなかったりします。
株価5000円の株を購入したい場合の必要資金
<通常>
必要資金:5000円×100株=500,000円
<1株から株が買える場合>
必要資金:5000円×1株=5,000円
1株から買えれば株購入のハードルが下がり、挑戦しやすいです👍
この違いはこれから株を始める人にとっては大きいです。
サイトの第一印象は大切です
サイトデザインで選ぶのはおすすめです。
これは私のことなのですが、私が初めて証券口座を開いたときは、「緑が好き」という理由で松井証券にしました😆
使いやすさも抜群で、とても満足してます。
第一印象で使いやすそうとか、このデザイン好き、と思ったサイトは相性がよく、私は結局そういうサイトばかり使ってしまうことが多いです。
実際に私は株もFXもNISAもidecoも全て松井証券で使ってます。
でもこれは相性もあると思うので、まずはそれぞれのサイトをみて相性を確かめましょう。
それでも決められない場合は
個人的には、投資はポジティブなことなので、楽しい気持ちが大事だと思っています。
なので、少しでも楽しい気持ちになれそうな証券会社がいいと思います。
例えば、持っているクレジットカードに合わせて口座開設をすれば、
「クレカ積立でポイントがたまってる💪」とカードを使うたびに楽しい気持ちになれるかもしれません。
あとは、楽天ファンの方で「他の証券口座よりも楽天証券の方が気分があがる」とかでもよいですよね。
ここまで選べないということは、どの証券会社を選んでも後悔はしないと思います。
ポジティブに資産形成をするために、自分が好きな要素がある証券会社を選びましょう😺
早速NISA口座を開設しよう
ここまでいかがでしたでしょうか。
私は前に資産形成の機会を逃してしまってとても後悔した経験があります。
こちらの記事に書いています。
口座開設は無料です。
証券会社が決まったら、まずは口座だけでも開設しておきましょう。
もし、証券口座は開設しているけどNISA口座はまだという場合は、
証券会社のHPにログインして申請ができると思います。
そうでなく、全く初めての口座開設の場合は、基本的には以下2点が必要です。
・スマホ又はPC
・マイナンバーカード
2つが揃ったら選んだ証券会社のHPで口座開設を始めましょう。
証券会社 | ↓ 無料口座開設はこちらから(公式サイト) ↓ |
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今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。